誰でも段違いに記憶を残せるやり方

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まえがき

あなたは、暗記しようと必死で勉強をしているにも関わらず、やっとの思いで記憶をできたと思った矢先に頭の中からその記憶をできたものが抜けていると焦った経験をしたことが沢山あるかと思います。

 

少なくても、この記事をご覧になっているあなたであれば。あなたは折角覚えた知識が頭の中から抜けてしまわないように何とか残せる方法はないかと悩んでいるのではないでしょうか?

 

「覚えたら覚えたその分だけ頭の中に残ったままであれたらいいのに」とそう思っていることでしょう。ただし、人間の脳の構造からしてそれは不可能に近いことなので、それはあっさり諦めましょう。ごく一部の超人のような天才の人であれば、それも可能かもしれません。

 

おそらく、あなたはそうではないでしょうから、それは無理だと仮定したうえで、どうやって効率よく暗記したものをなるだけ多く頭の中に留めておくかにスポットを当てるべきなのです。その具体的な5つの方法(基本編)とおまけの3つの方法(応用編)を今からお伝えをしていきます。

 

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記憶を残す5つの方法

時間を決めて覚える

具体的に今から30分だけ覚えるといった具合に時間を決めて覚える。この方法はダラダラと覚えようとすると、緊張感がなく集中力が働かない。その結果、メリハリがつかなくて覚えようとした内容がぼんやりするので、覚えようとした対象に意識が向かなくなってしまう。

 

ただただ目で追っているだけの状態に陥ってしまいます。これでは、そもそもあなたの意識が覚えようとする情報にフォーカスされていないのだから、覚えられるわけがありません。

 

集中力は通常は45分で訓練したとしてもせいぜい2時間が限度なので、それ以上長めの時間に設定しない方がいいかと思います。

要点だけを覚えるようにする

欲張ってあれもこれもと覚えようとするから、余計に覚えられなくなってしまう。何度も反復して覚えることになるので、一回一回に獲得する記憶情報は少なくて大丈夫です。それよりも、あれもこれもと覚えようとすることで、何を覚えればいいのか路頭に迷うことになります。

 

網羅的に覚えようとする欲張りな気持ちは分かるには分かるのですが、これだと情報がいっぱい過ぎてキャパを超えてしまうのと、一貫してまとまりのある内容として理解して頭の中にスーッと入ってこないことから覚えられなくなってしまいます。

 

とにかく、覚える量を減らすために要約して短くしたり、時には情報を削ってキーワードだけにするといった方法をとることにします。決して、記憶力を高くして覚えられる量を増やそうなんて方法はとらないでください。訓練すれば、記憶できる量を少しくらい増やせたりするかと思いますが、それは非常に効率が悪いのでおすすめできません。

 

覚える量を減らすことで、「これだけ覚えればいいんだあ」と精神衛生上も気が楽になるのです。そのことによって、脳はリラックスでき、脳のパフォーマンスを駄々下げてしまう余計なストレスもかけないで済みます。

声に出して覚える

声に出すと、声に出すために頭の中で声に出すものを目で追う形になるのと同時に、声に出したものを耳にすることにもなります。つまり、視覚と聴覚との二つの感覚を使うことになります。

 

また、声に出そうとするために、声に出すネタを頭の中で考えなければいけなくなります。この頭の中で考える過程を経ることによって、記憶が定着しやすくなるということです。

 

ものを覚える秘訣は、どうやら声に出すことらしいです。

 

これは「生産効果(production effect)」といい、物事を記憶する一番の方法は声に出すことだという研究結果が、カナダの研究者たちによって(2010年に一度証明された後)再確認されたとCBC Newsが伝えています。

 

ウォータールー大学心理学教授であるColin MacLeod氏が「生産効果」と呼ぶこの現象は、覚えるべきことを声に出すと、情報が符号化(情報を覚えるときに自分が覚えやすい形式に置き換えて取り込むこと)されやすいというものです。

 

MacLeod教授の研究チームは、単語を黙読する声に出して読み上げる他人が読み上げたものを聞く自分が読み上げた録音を聞く、という4種類の方法で、参加者にランダムな単語の一覧を記憶させ、成績を調べました。

 

その結果、最も多くの単語が覚えられたのは、単語を読み上げた参加者で、2番目は、自分の読み上げの録音を聞いた群、3番目は、他人の読み上げを聞いた群、そして最も成績が悪かったのが、覚えるべき単語を黙読した群でした。

 

MacLeod教授によると、この秘訣は、学習素材だけでなく、日常生活でも効果的だそうです。たとえば、コンロを消すときに「コンロを消した」と声に出して言うと、家を出る前に消したことを忘れにくいといいます。

 

以上から、あなたは記憶したい情報を自ら音読することが記憶する手段の中で最も効果的なとるべき方法になるのです。なので、あなたは音読の出来る場所を確保してなるだけ多く音読していくことによって、より効率よく記憶が出来ます。

寝る前に覚えると記憶に残りやすい

人間は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。身体は眠った状態で脳は活動しているのがレム睡眠。身体も脳も休んでいる状態なのがノンレム睡眠。レム睡眠中は脳は海馬に記憶を定着させており、浅いノンレム睡眠のときは記憶を結合する働きがあるといわれています。

 

アメリカの心理学者が行った研究によると、あることを記憶してから眠った場合と起きていた場合では眠ったほうが記憶が長続きするという研究結果が!

 

つまり、睡眠中は脳が記憶するベストな状態だと言えるのです。

 

これまで寝る前に観ていたテレビや読んでいた本、あれこれ考えていたことなどが夢に出てきた経験はないでしょうか? これは脳が記憶の整理や定着の作業を行っている過程を経ていることの証です。寝る直前で行ったことはより忘れにくくなる傾向があるのです。そのため、勉強も寝る前30分にすることで脳への定着率がアップするのです!

 

ノンレム睡眠は記憶を「定着」させる。なので寝る前30分は暗記、記憶する教科がオススメになります。たとえば英単語や歴史の年表など暗記が重要な教科や分野は、サクッと一気に勉強して寝てしまうのが効率的です。

思い出せない時は、まずは自分の頭で考える

忘れてしまうことを前提に覚える意識でいましょう。ただし、忘れてしまった後の対処法が重要になってきます。あれっ、何だっけ?と少しだけでいいので思い出せるだけ思い出して見て下さい。

 

ポイントは、頭の中で瞬間に思い出せるだけ思い出すことにあります。記憶が出来ているのであれば、瞬間的に思い出せるからです。あなたは掛け算の九九であれっ何だっけ?ってなりませんよね。

 

要は、この作業をすることでどれだけ記憶が出来ているかを具体的に知ることにあります。また、思い出せないことから悔しいという気持ちにもなります。これで、復習をする前の準備として合格です。

 

覚えていなくて悔しいという気持ちから何とかして覚えてやろうって意欲が湧いている状態になります。そして、覚えられていない部分もハッキリしているので、それを何とかして覚えてやろうとより記憶に残りやすくなるのです。

 

これを繰り返すことによって、いずれ完全に記憶が出来るようになります。思い出す作業もろくにせずに、ただ繰り返すだけだと覚えようとする意欲も湧きませんし、どこが覚えられていないのかもハッキリしなくて漠然と覚えられないといった負のループに陥ってしまうことになるでしょう。

 

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まとめ

一般的に集中力45分
集中力は通常は45分で訓練したとしてもせいぜい2時間が限度であることから、最初は45分を上限にそれよりもあえて短時間に絞ってその時間だけ集中して記憶をするようにしていく。

 

覚える量を減らす工夫
人間の記憶が出来る記憶の量には限界があります。それを前提にすると、なるだけ覚える量を減らすために要約して短くしたり、時には情報を削ってキーワードだけにするといった方法をとるくらいにする。要約したり、キーワードだけにする作業をしている過程でも記憶に残せることに繋がります。

 

音読する
ウォータールー大学に実験からも分かるように、あなたは記憶したい情報を自ら音読することが記憶する手段の中で最も効果的なとるべき方法になるということです。音読するために、まずは音読する部分を目で確認し、かつ、それを自身の口を動かして音読し、その音読をした情報を自ら耳にすることになる。このプロセスにこそ、記憶に残りやすくするヒントが隠されていると言えるのです。

 

寝る前30分に記憶する時間を作る
レム睡眠中は脳は海馬に記憶を定着させており、浅いノンレム睡眠のときは記憶を結合することから、あなたが寝る前に最後に見た記憶こそがこのレム・ノンレム睡眠の恩恵をダイレクトに受けることが出来ます。なので、寝る前に集中力の持続できる一般的な時間45分を目安に記憶をすることによって、より記憶できる能率が上がることになるのです。

 

記憶できているか確認するために、瞬間的に自分の頭の中で思い出せる分量を知る作業をする
覚えられていない部分を洗い出し、覚えられていない悔しい気持ちの状態ですぐさまその部分を覚えなおす。悔しいという感情と何を記憶すればよいのかが明らかになっていることから、その悔しさを晴らす対象も明確でより覚えられなかった情報をより記憶しやすくなるのです。

 

以上が、誰でも段違いに記憶を残せるやり方になります。5つの方法は、単発ではあまり意味はなく5つすべてを組み合わせることによって、誰でも段違いにといった爆発的な記憶を残せる効果が発揮されるので、組み合わせる順序はあまり気にしないでとにかくすべてを組み合わせて実践して見て下さい!!あなたの記憶力が段違いにアップすることを願っています。

 

では、またおあいしましょう!

 

愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ

 

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