資産とは？
資産という言葉を耳にすると、
おそらく物理的に残る財産みたいな
ものをイメージしたのではないで
しょうか？
財産は目にして分かりやすいもの
なので、
たとえば金銭・土地・家屋・証券
などの経済的価値に目がいって
しまうのも無理はありません。
でも、そもそも資産とは価値を
生み出していくものなので、
その性質上増えることはあっても、
決して減るような類いのものでは
ありません。
また、資産とは本来は数値化できない
部分の方がウエイトの大半を
占めているのではないで
しょうか？
資産のイメージは複利に似て
いるのです。価値が価値を生み出し
その増えた価値がさらにより一層
価値をどんどん増えていく感じに
なります。
ここで誤解されやすいのですが
投資の話でいえば、投資をする
ことでその投資で増えた分を
さらに新たな投資をすることに
よって、さらに資金が増えていく
ってこのような意味になると
思われがちです。
そうではなくて、今の投資の例で
いうと、投資で資金を増やしていく
ことが出来るスキルこそが、
資産になるということです、
資金はなくなってしまうと
それでおしまいになります。
でも、スキルはあなたが生きている
限り、残るものではあるし、
資金が増えれば増えるほど
どんどん資金を増やしていける
ものになります。
投資の世界では、このことを
レバレッジがきくという表現を
しますが、このレバレッジが
複利と似ていると思います。
迫害されるユダヤ人の知恵を
参考にしていただくと分かりやすい
かもしれません。
ユダヤ人は、ヒトラーから迫害
されたことは歴史上有名ですが、
それ以前から迫害はされてきて
いました。たとえば、自由に
職業を選べなかったり、財産を
没収されたりなどなどです。
こうした迫害を受けてきた
ユダヤ人は、いくら財産を増やしても
ひとたび没収されてしまえば、
何も残らなくなるので、
財産ではなく資産を増やすことに
方向転換させました。
それはどういうことなのかというと、
知識や知恵をどんどん増やしていく
という方針にしたということに
なります。
知識や知恵は、人間の頭の中に
蓄積して蓄えられるものなので
可視化できないものになります。
可視化できない以上、それを
没収することってできないですよね。
目に見えないものを没収しようが
ありません。
この知識や知恵はそのままの形
では全く意味がなくて、それを
使いまわすことによって、
はじめて莫大なレバレッジを
生み出すことができます。
このことはググって知識を
増やしただけでは、その知識が
そのまま直結して結果や資金を
増やせるということには
ならないことからも、直感的に
分かると思います。
資産は植物でいうと、最初は
タネみたいなもので、それ自体
では価値がないのですが、それを
植えて育てることによって
はじめて果実が実るものに
なります。
実は、このタネの状態でも
価値を生み出せるものである
ので資産には変わりがありません。
ただし、このタネの状態の
ままでは、「潜在的な」資産
の状態のままであるのです。
なので、資産のイメージに近い
のは、タネから果実を実らせる
ことができるところまでを指して
資産と定義するのがいいのではないで
しょうか。
まさに、スキルってその定義に
ピタリと当てはまります。
では、その資産を増やしていく
ためには、具体的にどうすればよい
のか疑問になりますよね。
知識や知恵を身に付ければよい
のですが、これだとまだまだ
抽象的なので、ここからは
もっと具体的にお伝えをして
いきます。
資産を増やしていく
ためには、具体的に
どうすればよいのか？
これを知る手がかりは、さきほど
あなたにお伝えをしたスキルに
なります。
このスキルというものを詳細に
分析をしていくと、その正体が
分かってきます。
スキルとは、知識や知恵という
タネを育てて果実を実らせる
技術のことを言います。
スキル＝資産といっても
いいかもしれません。
スキルは、知識や知恵をもとに
それを具体的な事象に当てはめて
そこにある法則を見出し、
その法則を上手く使いこなす技
になります。
スキルを手にするためには、
知識や知恵、それを具体的な事象に
当てはめていくという経験が
どうしても必要になるのです。
この知識や知恵とその経験を
手にする最も有効な方法は、
先人の知恵を手に入れる
ということになります。
ここでの先人の知恵とは、
先人の知識その経験をも含めた
ものを意味します。
この先人の知恵を手にするという
ことは、イコール、資産を手にする
ということになるのです。
だとしたら、あなたは資産を増やして
いくには、この先人の知恵を増やして
いけばいいことになりますよね。
とは言っても、先人の知恵を手にする
方法が分からないと思ったのでは
ないでしょうか？
いいえ、その方法はすごく簡単です。
ただし、方法は簡単なのですが、
その先人の知恵をものにするのは
ものすごく難しいということに
なります。
先人の知恵って、過去の偉人で
あったりなど、もはやこの世には
存在しない人やたとえ存在したと
しても会って話をすることも
できないので、どうやって
先人の知恵を授かることができるの？
ってなるのでしょう。
あなたは、そうした先人の知恵を
授かる方法はあります。
それは、その先人の残した書籍や
論文などの文献になります。
書籍や論文は、時間と空間という
物理的な障害に関係なく、
容易に入手することは出来る
のです。
また、現役の偉人であれば、
その偉人の開催しているセミナーや
ワークなどに出席して、その偉人の
知恵を授かることもできます。
この場合には、仮にセミナーや
ワークなどを開催していないので
あれば、書籍や文献からでしか
知恵を授かる方法はないことには
なりますが。
もちろん、こうした先人の知恵を
授かっただけでは、そのままで
果実になるわけではありません。
ただ、一からタネから作るのは
ものすごく時間や費用がかかるので
そうした時間と費用を最小限に抑える
ために、さきほどお伝えした書籍や
文献やセミナーを活用していくのが
得策ではないでしょうか。
このように資産を増やすためには、
スキルを増やす必要があり、スキルを
増やすためには、先人の知恵を獲得
することが必要となるのです。
また、この先人の知恵を獲得する
ためには、先人の残した書籍や知恵や
文献を、現役の偉人の知恵はセミナーや
ワークに参加するでそれが可能に
なります。
このように、資産を増やすためには
一言で言うと、自己のスキルをアップ
させることにつながる教育に投資する
ことになるのです。
自己のスキルアップさせることに
つながるものに対して、いかに
時間とお金をかけられるのかが
その後の資産を増やせる度合いに
関わってきます。
スキルは価値そのものなので、
あなたが生きている限り、
一生なくなるものではありません。
スキルは価値なので、それを
換金しない限りは財産のように
それが形として残るといった
目に見えるものではありません。
良く言われている会社の経済的な
価値を決めるメルクマールとなる
会社の時価総額というものが
あります。
この時価総額は、潜在的に存在する
その企業の経済的な価値を意味します。
なので、不動産や株価や経常利益
といった財産のような分かりやすい
数値では言い表すことができません。
このことが資産を増やすという
ことの意味が分かりやすい具体例の
ひとつになるかもしれません。
あなたは、先人の知恵を手にし
それをTPOと自分にマッチした
ものに加工・カスタマイズをして
いけば、先人の知恵＝資産に
直結するのではないでしょうか。
これで、資産を増やすためには、
投資をする以外にはないけれども、
究極的には教育が絡んでくることが
分かっていただけたのではないで
しょうか。
まとめ
資産とは、財産のことをイメージ
するかもしれませんが、価値を
生み出すもののことを意味します。
資産を増やすということは、
スキルを身に付けることと
同義になります。
スキルを身に付けるためには、
先人の残した書籍や文献や
偉人の書籍や文献などを読んだり
可能であればセミナーやワークに
参加することによって、先人の
知恵（知識と経験）をものにして
いく必要があります。
こうしたプロセスは、まさしく
自分のスキルアップにつながる
ものであれば教育（学び）に
時間とお金を投資することに
他なりません。
いかに自己の教育に投資できるか
否かによって、その後の資産の
増え方に大きくかかわってきます。
そこで得られた先人の知恵を
TPOと自分なりに
加工・カスタマイズしたものに
していければ、それはそのまま
資産を増やすことに直結する
ことになるのです。
あなたは、このことから
最高の投資先はあなた自身の
スキルアップにつながるものに
なることが分かっていただけた
のではないでしょうか。
では、またお会いしましょう！
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
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