どうして時代にそぐう
ようにそれにマッチした
考え方に基づいて
行動していくことが
必要になってくるのか?
どうして時代にそぐような
それにマッチした考え方を
すべきなのか?
それは、今という時代を生きている
あなたが今という時代のコンテクスト
の中で通用しなくなってしまうから
なのです。
これを生物学的な表現で言うと、
まさしくダーウィンの進化論の
ごとく自然淘汰されてしまう対象に
該当し、今の時代だけではなく
これからの時代からも取り残されて
しまうからなのです。
時代と言う時間軸だけの問題
を取り上げましたが、それは
時間だけの問題にとどまらず、
場所という空間においても
当てはまります。
もっと単純な言い回しにすると、
TPOというものが分かりやすい
かもしれません。
Time(時間)、Place(場所)、
Occasion(場合)とは、
人生の重要な羅針盤になるもの
ではないでしょうか?
この重要な羅針盤がまったく
機能しなくなったらどうなる
でしょうか?
想像してみてください。
ものすごくヤバイですよね。
普段日常生活を送っている
大多数の人がこの羅針盤を
用いています。(ごく一部の人
を除いては。)
なので、私にはその話は関係が
ないと思ったのでは
ないでしょうか?
でも、ここでかなり重大に
見落としている点があります。
それは、この普段大多数の人が
用いている羅針盤そのものが
もはや時代にそぐわなくなって
いる羅針盤である可能性が高い
ということになります。
どういうことなのかと言うと
日本人の表現だと、
このTPOは、「空気」と
読み替えてもいいかもしれません。
この「空気」とは、これまでの
一昔前に築き上げられたもの
になります。
というのは、この「空気」
とは、ある意味日本人に幅広く
支持されている慣習やルールに近い
性質を持つものであるからなのです。
幅広く支持されているものは
ある程度の長い期間をかけて
形成された共通認識のような
ものになります。
どうして、今すぐ
パラダイムシフトを
していく必要があるのか?
抽象的な話になって分かりにくい
かもしれないので、ここから
携帯電話を例に挙げてお伝えして
いきます。
携帯電話が初めて販売された
当時というのは、おそらく
何か変なものが新発売されているなあ
みたいな感じの雰囲気だったでしょう。
そして、その携帯電話もある程度
期間を経て、普及率が高まると
携帯電話を所有するのがごく普通
のことであるかのような共通理解
が形成されます。
携帯電話が初めて販売された当時
での共通理解は、携帯電話を所有
しないというのが共通理解だった
でしょう。これを一昔前の
パラダイムとします。
これに対して、今日のように
携帯電話が普及して
携帯電話を所有するのが共通理解
となっていることを新しい
パラダイムとします。
携帯電話を開発した技術者
からすれば、開発段階ですでに
携帯電話を所有することが
共通理解だったかもしれません。
今では携帯電話がなければ
日常生活が困難になったりすると
いった苦労をしてしまうかも
知れないのです。
中には未だに携帯電話を所有して
いない人もいるとは思いますが
そのことによってかなり不利益
を被っていることは間違いが
ないのではないでしょうか?
いずれにせよ、古いパラダイム
から新しいパラダイムへと移行
していくためには、そこには
必ずタイムロス(時間差)が
生じてしまいます。
ここでは、このタイムロスの期間を
混乱期だと定義させていただきます。
今までうまく行っていた同じ方法
がいきなりある時点を境にして
全く通用しなくなってしまう
そんな期間こそが、
まさしく混乱期に当たります。
そして、今こそがまさしくこの
混乱期であると言えます。
社会のシステムが急激に変わり
それにつられて社会の産業構造も
変わっているからなのです。
これまで歴史上長い期間
通貨というものは国家や政府などに
よって管理されていて、それらの
機関によってしか決して発行される
ことはありませんでした。
でも、電子マネーや仮想通貨を
見て頂けたら分かるように、
通貨と同様の交換する機能を
備えているにもかかわらず
それらはもはやそれらの機関で
発行されているものではないですよね。
通貨という今現在においてかなり
重要な価値を持つものでさえ、
こうしたこれまでとは違った
システムが今のところ一部では
ありますが、運用されていることは
事実なのです。
もうすでに、パラダイムのシフトが
起こっています。
ただし、先ほどお伝えしたように
古い羅針盤にしかスポットを
当てられなければ、そのことにさえ
気づくこともありません。
それが社会共通の認識レベルに
至るまでにある程度の長い期間が
かかってしまうからです。現に
すでに社会現象として
パラダイムシフトが起こっている
にもかかわらず。
そこで、どうしたらパラダイムシフト
は可能なのか?が疑問になります。
この疑問については、次のVol.3で
じっくりとお伝えをしていきたいと
思います。
もしかしたら初めて聞いた話も
あったかもしれませんが、
今知ったのであれば何も問題が
ないので、安心してください。
では、次にまた会いましょう。
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
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