学びと言うと、ガリガリと勉強をすることをイメージしたかもしれません。ところが、本来は学びとはそんなマイナスなイメージを帯びたものではないのです。
学びは、それを学びとして得ることからそのメリットを感じるものでもあります。そして、この学びは現状知らなかった未知の知識なりの何かしらの知識を得ることを意味します。
自分は、どのようにしたら学びが出来るようになるのか?また、学びを継続していくためのやる気を維持していくのにはどうすればよいのかについてあなたは知りたいと思います。
そこで、この何かしらの未知だった知識を新たに得ることはどういうものなのか?また、これを得ることによってどんなメリットがあるのか?そこから、やる気の出ない学びなんてないことについて、お話をさせていただくことにします。
何かしらの未知だった知識を新たに得ることはどういうものなのか?
未知な知識を既知の知識に変えていくことは、これまであなたは普通にやってきたと思います。とすれば、今更そんなこと説明しなくても分かっているとそう思ってはいませんか?
ただ闇雲に未知な知識を既知の知識にすればよいというものでないことこそが、ここでは一番重要になってきます。おそらく、これまでほぼほぼあなたはそのようにしてきたのではないでしょうか。
学びとは、義務教育で言う教科書のようなテキストをただ闇雲にインプットしてきたのではないでしょうか。しかも、その与えられたテキストがどのようなものであるのか何ら疑いもしないで。
ここで誤解のないように言っておきます。そうしたことをしたあなたが悪いとかそんなことを非難するつもりではなく、そうした状況に陥ってしまうような環境に置かれているという状況を提示させていただいたということになります。
もちろん、以前の私自身もそうでした。
だからこそ、まずはこの状況を知っていただきたくて、ここであなたにお伝えをしました。そして、ここで重要になってくるのが、何のためにあなたは学んでいるのかをハッキリとさせておかなくてはならないことになるのだ!
えっ、そんなこといきなり言われても、新しい知識を得るためなのではないかと。そんな答えが返ってきそうです。でも、この答えにその問題点があるのです。
どういう事なのかと言うと、新しい知識を得るということは、本来であれば新しいその知識を知りたいと思うことでなければいけないと言うことになります。
つまり、あなたは自分の知りたい情報についてだけ興味があるのであって、興味のない情報についてはどうでもいいということになります。
興味のないことについて、そもそもあなたはそれについて知りたいとは思わないからです。というよりは、眼中にもないくらいですよね。
でも、仮にあなたが何の目的もなしに新しい知識を得ることだけをすることは、このようなあなたにとって眼中にもないくらいのどうでもよい知識を得ようとしていることになります。
これだと、実質的にあなたは何かしらの未知だった知識を新たに得たことにはなりません。それどころか、余計なものですらあります。
学びを得ることによってどんなメリットがあるのか?
百歩譲ってそうした場合でも新しい知識を習得できて満足といった感じだという方もいるかもしれないでしょう。こういった感覚を持つことも予測されます。
ところが、こういった感覚で学びをしようとすれば、やる気は一気に失せてしまうのです。
学びとは、本来自分が知りたい得たいと望んでいるものに対して、そうしようと思うものなのであって、それを知りたいとも得たいとも思わないものについてするものではないからです。
では、学びとは具体的にどういうものなのか?
ざっくばらんに言うと、何らかの理由でとにもかくにも知りたいと望むことを知ろうとし、それを知るためにあれこれと身に付けることになります。
このことからも分かるように、学びは、決して強制されるものでもないし、また仮に強制されてしたとしてもそれを学びとは言えないものです。
ここであなたは気付いたのではないでしょうか?あれっ、ガリガリと勉強することは、学びとは言わないなあと。学習って言葉で言われているものは、実は学びではなかったのです。
それは学ぶ情報について、勝手に社会がランク付けしていて、そのランクが高いものについては強制的にもガリガリと勉強しなければならないとしているにすぎないということになります。
もちろん、こうしたランクが高いとされている情報と、あなたが学びたいと思う情報とが一致した場合には社会的にも評価されることにはなりますが、それは中々難しいと思います。
一般的には、「自分は将来~になる」みたいな確たる目標を持ったうえで、その目標を達成するためにまっしぐらに突き進んでいく人はあまりいないからです。
ごくごく稀に、そうした人もいます。その人はおそらく超一流の人になります。たとえば、世界的にも著名なスポーツ選手などになります。やはり、それは一般的には当てはまらないでしょう。
学びを得ることは何らかの理由でとにもかくにも知りたいと望むことを知ろうとし、それを知るためにあれこれと身に付けることになりますので、楽しくてたまりません。
楽しいからもっともっと学ぼうとし、どんどん学んでいくので、さらにあれこれと身に付けていき、気付いていたら知らぬ間にエキスパートになっていたなんてことがあるのです。
そいて、エキスパートになることでこれまで見えてこなかったものについてもまた、新たに学びたいという意識も芽生えてくることになるのです。
学びは、つまるところ生きがいをも見つけることにもなるのだ!
これが学びを得ることによるメリットになります。
やる気の出ない学びなんてない
このように、学びたくないもないものに対し学ぼうとしていることが原因でやる気がでなくて続けられないだけなのです。
あなたは、学ぼうとする世間がランク付けした情報の価値に対しては目を向けるべきではないのです。
それよりはむしろ、あなた自身が何を学びたいと思うのかそれこそが一番重要なことになります。あなた「自身」にとって学びたいと思うものであれば、やる気しか出てこないとは思いませんか?
学びたいとは思うけれども、どうしてもやる気が出ないんですと、そういった現象が起こり得ようがありません。
さきほどあなたにお伝えをしたことからも分かるように、学びたいから学ぶのであって何を学ぶべきか?を基準に学ぶのではないのです。だとすれば、やる気の出ない学びなんてそもそもあり得ないのです。
楽しいからやる気が出るのであって、またそれを続けられるのです。だからといって、純粋に100%楽しいことというものも存在はしないことも確かなのですが。
ここで重要な話をしていきます。
今の話は、学びの対象が最初からあなた自身が学びたいと思うものである必要があるというものでした。でも、学ぶ必要があるのですが、それが自身が学びたいと思えるものではない場合のはどうすればよいのか?という問題がありますよね。
その場合には、そもそも学びたいと思っていないものなので、そのままではやる気は出ないです。なので、あなたは、その学びをしている中で、どうすればそれを楽しく学べるのかについてあれこれとアイディアを出していく必要があります。
思いついたそのアイディアを使って、少しでも楽しくなるような取り計らいがいります。
たとえば、ゲームのようなルールを設定してみるとか、何らかの目標を達成できるごとにご褒美をもらえるとか、カレンダーや表に書きこんでいくとか、とにかく具体的なものを設定していく必要があります。
こうすれば、すこしでもやる気が出るかもしれません。ただしこの方法はその場しのぎにはなにはなってしまうので、短期的で一時的なものについてしか効果的ではないと思います。
学びはツライみたいなことを時々耳にして、それは違うと思い、その思いをあなたにお伝えをしたいのと、そんな悩みで苦しんでいるあなたに少しでも楽になればいいと思ってお伝えをさせていただきました。
ぜひ、試して見て下さい。
では、またおあいしましょう!
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
コメント