あなたは人間関係に悩まされてると思います。だからこそ、今この記事をご覧になってると予想されます。また、あなたのその悩みはあなただけではなく、人類にとって永遠の悩みといっても過言ではありません。
人間関係で最も厄介なのは、単純に縁を切ったり、スルーしたりすることができないような関係性にある環境に置かれてしまっていることにあります。
なので、どうすればこの現状の人間関係をうまく解決しようとなんとか考えたり、あれこれと試してみたりするものの、ことごとくうまくいかないことも多いでしょう。つまり、どん詰まり状態であります。
また、自力では現状の人間関係をうまく解決できなかったことから、周囲の仲の良い友達などに相談しては見るものの、月並みな返答しか帰ってこなくて 残念な思いをしたかもしれません。
それでもなんとか先の見えない今のこの現状の人間関係の解決策を導かなければ、もっと最悪な状態になることを危惧して、おそらくこの記事をご覧になってると思います。
そこで、あなたのその期待に少しでも添えるように お話をお伝えさせていただきます。
どうして、人間関係の悩みが解消されないのか?
あなたは自力で解決しようと試みたその具体的な対策は、実は付け焼き刃な方法論でしかなかった可能性が高いと予想されます。つまり、自力で解決しようと試みたその気持ちは非常に大切なものでありますが、そのアプローチが少しずれてしまっているがゆえにうまくいかなかったのです。
あなたは人間関係をうまく解決しようとする際に、相手にどのように振る舞えば現場の人間関係をうまく解決できるのではないか?と考えていたのではないでしょうか?実はそれが誤ったアプローチの方法になります。
どうすれば、人間関係の悩みは解消されるのか?
ここで本題に入ります。結論を先取りすると、タイトルにもありますように、 人間関係のトラブルの解決は 自分と相手と知ることから始まるのです。いやいや、自分のことは自分が一番よく知ってるとそのように思ったのではないでしょうか。それが実は、自分のことをよく知らないのは自分であるというのが一般的です。
自分のことを一番よく知っているのであれば、大方の人間関係はうまく構築することができていると言っても過言ではないからです。上手く行ってないのであれば、そう考えるのが自然です。人間関係がうまくいかないメカニズムは、自分と相手との距離の取り方が上手でないことから発生しているのが要因と言えるからです。
近すぎても駄目です。また遠すぎても駄目です。そしてこの距離感は、機械的に決まるものではなく経験則によって身につけていくものであるからこそ、模範解答みたいなものはそもそも存在しません。なかなか厄介ですよね。
だとしたら、 やはり人間関係をうまく解決する方法なんてそもそも存在しないんじゃないかとそう思ったかもしれません。確かに、模範解答はないものの、どういった方向性で行動すれば人間関係がうまくいきやすいかを知ることはできます。
今からあなたにお伝えするのは、このどういった方向性で行動すれば人間関係がうまくいきやすいかになります。
まず、人間はものすごくざっくり言うと、三つのタイプに分類されます。とりあえず三つのこの分類のタイプの名称だけ先にお伝えします。
それは、ギバー(GIVER)、マッチャー(MATCHER)、テイカー(TAKER)のこの3タイプになります。それではこの3タイプについてそれぞれ以下述べていきます。
ギバー(GIVER)について
読んで字のごとく、与える人です。 このタイプの人は、人間的にいい人が多いです。人との 共感力に長け人のために利他的に行動ができるタイプの人です。
このタイプの人は、二極化します。一方は、気遣いが報われる人、他方は人に利用されるだけの人になります。 どうして人に利用された下の人になるかといえば、後から説明する テイカーによって食い物にされてしまうからです。この説明は、後ほど詳しく説明させていただきます。
マッチャー(MATHER)について
マッチャーは、与えられたら与えられたその分だけその相手にお返しをする人です。このタイプの人は、日本人では大多数の一般的な人になります。まあ普通と言えば普通ですね。マッチャーは、 半沢直樹ばりにやられたらやり返すと言った行動を起こすタイプです。
なので、とりわけ人間関係に思い悩むことはあっても、それをうまく解決しようと思わないし、そんなにも気にもしないので、この記事を読んでいるあなたは、マッチャーではない可能性が高いです。
そこで、マッチャーについては、そこまで詳しくは伝えしません。
テイカー(TAKER)について
テイカーは、 与えられることだけを望む人です。単純にそうとは言えないのですが、イメージしやすい言葉で言うと、厚かましい人になりますでしょうか。
このタイプの人は、とにかく自分の利益のためならば、利用できる相手ならば利用できるだけ利用すればいいと思っている人になります。 自分が相手よりも優位な立場に立ち、その立場を利用して相手を自分の思い通りに支配しようとするのです。
まあ、最悪の人ですよね。
ざっくばらんに、三つのタイプの分類について説明をしました。
この記事をご覧になっているあなたは、この三つのタイプの分類のうち、ギバー(GIVER)である可能性が最も高いです。少数派として、テイカー(TAKER)の人も混じっているかもしれません。でも、これからはギバーの人がご覧になっていることを想定してお話を続けさせていただきます。
三つのタイプ別の割合比率
ちなみに、三つのタイプ別の割合比率ってどんな感じになるのか?少し興味がありませんか?およその数字が出ているので、紹介しておきます。
ギバー(GIVER)
25%
マッチャー(MATCHER)
55%
テイカー(TAKER)
20%
どうすれば、人間関係の悩みは解消されるのか?これをあなたがマッチャーだと仮定して変換していきます。するとこうなります。どうすれば、マッチャーであるあなたが抱える人間関係の悩みは解消されるのか?になります。
どうすれば、マッチャーであるあなたが抱える人間関係の悩みは解消されるのか?
マッチャーのあなたが人間関係で思い悩んでしまう原因は?
そもそも、あなたがどうしてそうした悩みを抱えてしまうことになるのか?これを突き詰めていくことから話をしていきます。悩みを引き出す原因があるからこそ今こうしてあなたが人間関係で思い悩んでいるのです。
そのヒントはまえがきでもお伝えをしたように、マッチャーならわでの性格と言っていいのか、性分と言っていいのか意見が分かれるところですが、そういったことが主な原因になります。
これだけだと、抽象的でさっぱりイメージが湧かないかと思うので、今から詳しく話していきます。
人に迷惑をかけてしまわないように遠慮して一人で抱え込んでしまうことがよりあなた自身を追い詰めてしまっていることに気付くことからスタートしていただくことにあります。
周囲の人に悩みを相談しなくても、結局は悩んでいる顔の表情は自ずと周囲に伝わることになってしまうので、周囲の人に間接的にでも迷惑はかかってしまっています。その意味では、あなたが望むような人に迷惑をかけないようにすることはどちらにせよ無理です。
また、他人に迷惑をかけたくないことから自己犠牲の心構えで行動をし続けていると、そのうちあなたは精神的にも肉体的にも疲弊して一気に燃え尽きてしまう結果を招きます。
その事に気が付いていないことこそが、マッチャーのあなたが人間関係で思い悩んでしまう原因なのです!泥沼化してしまっている原因そのものかも知れないということです。
マッチャーのあなたがとるべき行動(対処方法)は?
助けを求めやすい環境をつくる
最初は何とか自力で人間関係を修復を試みるのもいいのですが、あなたがいまにも燃え尽きてしまいそうだなあと感じたらすぐに他人に助けを求め、やる気や気力を維持するのに必要なアドバイスや、協力を仰ぐようにしなければいけません。
なので、それよりかはあなたは折角持ち前の共感力があるので、それを活かして周囲の人に相談をしながら、時にはお願いごとや協力を求めることを積極的にしていくことで、かえって人に迷惑をかけるのが最小限に抑えられることにもなるのです。
アドバイスを求めることによって、協力関係と情報の共有がうながされ、もめがちな人間関係(物事)を、お互いがうまくいく間柄へと変える効果を発揮します。これは、マッチャーの人からすると意外なことに思えるかもしれません。人に他のもごとをすることに気持ち悪さを感じてしまうあなたであれば。でも、言われてみれば一応は納得のできることになるでしょう。
たとえば、あなたは新入社員として会社に入社して、まだ知り合いが誰もいないとしないとします。その場合に、全く話もしたことがない人と、頼みごとをしては来るものの話を多少なりした人とではどちらの方に親近感を感じられますか?ということになります。
その答えは、もちろん多少なり話したことのある人の方になりますよね。では、どうしてそう思うのか?そのタネ証も単純です。全く話したことのない人は、あなたの中で安全な人だという判定が出来ない裏返しとして、危険な人の可能性がある人と評価します。
その一方で、多少なり話をした人は、確かに安全な人かどうかは分からないけれども、少なくとも危険な人ではないと評価します。これは、人間が本来持つ防衛本能からそうした価値判断を下してしまう習性があります。あなたが意識してようがしてまいがそれをしています。
さらに、調査では、知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、全く求めない人よりも、上司の受けがいいことも分かっています。ここまで聞けば、少しくらいあなたは人に助けを求める気になったのではないでしょうか。
ここで、あなたが助けを求めやすい環境をつくるのには、いかに相手と情報を共有していくかが鍵となり、その情報があなたの悩みや心配事であればなおさらそれを解決しようと周囲の人から支援してくれるようになります。ただし、これは決してテイカーにはやってはいけません。これはあくまで、マッチャーかギバーに対して通用する話なので、そこだけは気を付けて下さい!決してテイカーには市内で下さい。テイカーの対処法については後ほどお伝えをするのでご安心してください。
あなたはこれまでは必要以上に他人に助けを求めなさ過ぎたのだろうから、これからはこれは甘えすぎじゃないの?って思えるくらいアドバイスやお願いごとや協力を求めていきましょう。また、それが結果的には周囲の人に対して、心を開くことにもつながっていきます。以上が、助けを求めやすい環境をつくる方法になります。
テイカーを排除する
テイカーを排除するには、その前にテイカーの見分け方を知っておく必要があります。
テイカーは常に、与えるより多くを受け取ろうとする。テイカーは自分を中心に考える。一方でこびへつらい、一方でひどい仕打ちをするのが特徴です。
軽くテイカーの性格や特徴について、お伝えをしました。これをもとに今からテイカーを見分ける具体的な方法について話をしていきます。
写真を見ただけでわかること
顔が写真の大半を占めるドアップ(プロフィール写真など)
テイカーは自分を中心に考えることから、何よりも自分だけがメインとなればよいといった心理から自分の写真をドアップで表示させます。SNSなどのプロフィール写真や投稿写真が背景よりも明らかにドアップであれば、テイカーの可能性が非常に高いです。この傾向から、行動パターンとして、自己顕示欲も強い行動をとりがちです。やたらと、自分をアピールする傾向があります。この場合にもテイカーであると疑ってみるのがいいでしょう。
二枚舌がひどすぎる
一方でこびへつらい、一方でひどい仕打ちをするのが特徴なので、ひどい二重人格の持ち主であればテイカーだと言えます。自分にとって利益になることを優先させることから、権力者にはこびへつらい、権力のない人には上から目線でひどい仕打ちをする行動をとります。イメージしやすいのは、アニメのドラえもんのキャラクターのスネオになるでしょうか。スネオだなあと思ったらテイカーであると疑って見て下さい。
以上、テイカーの見分け方について説明をしてきました。あなたは、常にその人がテイカーであるかどうかについて目を光らせておく必要があります。そうでなければ、ギバーのあなたが、テイカーの食い物にされ挙句の果て燃え尽きてしまうからです。ここだけは、絶対に要注意して下さい!!絶対にですよ。
おまけ
排除の手段の一つとして、上手く付き合う方法もおまけとして話していきます。
助けてくれた人にお返しをするどころか、テイカーとマッチャーはしばしば先を見越して、近々助けてもらいたいと思っている人に親切にする。マッチャーが、受け取ることを期待して与える場合、助けてくれそうな人にだけ与える。
あなたは、仮にテイカーの人に遭遇したら、その人にはマッチャーのキャラクターとして接して見て下さい。と言われても、あなたがギバーであるのでマッチャーがどのような行動をするのかよく分からないと思うので、そのヒントを出しておきます。
それは、あなたはギバーなので、相手は何を考えているのだろう?あるいは、相手はどんな気持ちなんだろう?って考えるのが自然の思考過程であると思います。
でも、その思考を捨てていただいて、相手は自分に対してどのような目的を持っているのだろう?言葉を悪くすれば、相手はどのような魂胆で自分に近づいているのだろう?ってそのような思考過程でそれを探って、それに応じてその目的や魂胆を実現させないような振る舞いをしていけばいいということになります。
このようにあなたが行動すれば、テイカーはあなたのことを使えない(利用できない)人として認識されますので、食い物にしようと安易に近寄らなくなります。これをしないと、ずーっとあれやこれやと巧妙な方法であなたを食い物にし続けてきますので、覚悟しておいてください。ただし、以上の行動させすれば、先の見えない今のこの現状の人間関係の解決が実現可能になるのです。
ギバー、マッチャー、テイカーについて、もっと詳しく知りたい?あるいは、それらについて興味があるというあなたは、それについてエピソード形式で物語っぽく書かれているおすすめの書籍を紹介しておきます。この記事の後に読んでもらえれば、記事の内容がより腑に落ちるかと思います。よかったら、ご覧になって見て下さい!
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