あなたは、願い事を叶えたいという一心から、そこに強く念じて、何とか願い事が叶って欲しいと願ってしまうと、かえって、あなたの願い事が叶わなくなってしまうって知っていましたか?
えっ、願い事って、一生懸命にお願いをすればするほど、その願い事が叶いやすくなるんじゃないのって、思ったのではないでしょうか。
いいえ、全く、その逆です。
願い事を一生懸命にすればするほどそこに、あなたの願いが叶って欲しいという執着が強まってしまい、あなたは、自分のシナリオ(どのようなプロセスを辿って、その願い事が叶うのかについての筋書き)通りに、上手くことが運ぶことを期待してしまいます。
そして、この期待こそが、まさしくかえって、あなたが自身が、あなたの願い事が叶わなくなってしまうようにさせてしまう方へと働いてしまうことになるのです。
ここで、どうして期待をしたら、願い事が、余計に叶わないというそんな理不尽な方へと働いてしまうのかについて、伝えていきます。
あなたは、願い事が叶って欲しいと思う気持ちが強くなればなるほどそこには、あなたの理想的な願い事が叶うシナリオ(ある意味夢物語?)をイメージするようになってしまいます。
そして、あなたは、このシナリオに現実を当てはめていき、そこで現実がシナリオ通りには行ってはいないことに、そのうち気づきます。
それに気づいてしまったあなたは、どうしてあんなにも一生懸命に願い事をしたのにも関わらず、どうして、自分のシナリオ通りに上手くいかないのって不満が募ってしまいます。
この話は、あなたが願い事をしてから間がない場合についても、同じことが当てはまります。
あなたは、自分の期待を裏切られたような感覚に陥ってしまいます。
今挙げた具体例は、一見すると、よくありがちで、そんなにおかしなことのようには思えないのではないでしょうか。
でも、よくよく考えてみたら、それがおかしいことに気づきます。
確かに、あなたは自分の願い事が、自分の思い描いたシナリオ通りに、願い事が叶うと思った(期待した)ことは間違いないのです。
しかし、そもそもそう思ったのはあなたが、自分勝手にそう思っただけなので、そこには、自分の思い通りに願い事が叶うというあなたのエゴしか存在はしないとは思いませんか。
少し話は変わりますが、以前にあなたに伝えたあなたにとって必要なものはあなたにとって最高のタイミングで最高の形で手に入ります!
これこそが、引き寄せの法則が成立する自然の流れでもあります。
ならば、あなたのシナリオとは、この引き寄せの法則が働く自然の流れにも逆らっていますよね。
分かりやすくするために、具体例を用いて、お伝えしていきます。
仮に、あなたが、レストランで願い事という料理を注文したとします。そして、この願い事の注文を受けたシェフが、調理してその願い事をあなたに、最高の味付け(形)、最高のタイミング(タイミング)で出せるように考えて、そのようにその願い事という料理(叶える)を提供するのです!
ここなのです。
仮に、あなたが自分の思い通りに願い事が叶わないという不満の気持ちを抱いていたならば、あなたは、期待のあまりに、自分で願い事という注文を出しておいてまだかまだかと急かしてみたり、自分のイメージした願い事の内容とそっくりそのままではないとクレームを付けているようなことをしているのと同じことになります。
あなたが、こんなにも本気で願っているのにも関わらず一向にその願いがかなわないといったそんな無念な気持ちはよく分かります。
勘のいいあなたならば、ここでピンっときたのではないでしょうか。
あなたは、期待=自分の思った通りに物事が実現させるという意識状態だと、それに少しでもそぐわないことが起これば、すぐさま、どうせ願い事なんかお願いをしても、そんな願い事は叶いっこしないみたいな感じになってしまいます。
あなたが、このような感じになってしまうと、このどうせ願い事なんかお願いをしても、そんな願い事は叶いっこしないということが、新たな注文になってしまい、先に出した願い事が叶うという注文の方がキャンセルされてしまいます。
ここで、引き寄せの法則が、願い事が叶わないという新たに変更された注文の方にその力が働いてしまうことになるのです。
なので、引き寄せの法則がきちんと働いていることには留意して下さい!
あなたは、願い事という注文を出すだけでよく、後は引き寄せの法則を上手く引き出してくれる最高のプロのシェフを信頼して、願い事が叶う(料理)のを、ただ単に、待っているだけでいいということになります!!
決して、途中でキャンセルをしたり、クレームを付けるのだけはしないで下さい!
これで、どうして期待をしたら、願い事が、余計に叶わないというそんな理不尽な方へと働いてしまうのかについて、分かっていただけたのではないでしょうか。
今日は、潜在意識で最も基本的な引き寄せの法則の話にはなりましたが、かなり具体的に踏み込んだ書籍ではここまで詳しく書いてないことにまで、個人的なオリジナルな視点から、あなたにお伝えしたので納得と理解をしていただけたのではないでしょうか。
最後まで話を聞いていただいてありがとう。
では、またお会いしましょう!
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
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