今日は、利己的であろうとするが故に
利他的にならざるを得ないって、
話しをしていきます。
えっ、利己的であろうとするので
あれば、単なる自己中なのだから、
利他的になる訳なんかあり得ないと
思ったのではないでしょうか。
いいえ、本当に、利己的であろうと
すれば、必ずしも、利他的に
ならざるを得ないことに
間違いはありません。
ていうか、そもそも利己的って、
おそらく、悪いことだと思われている
かも知れないけれど、利己的って、
世間で思われているような
自己中みたいなものとは違います。
だって、100%利他的な人なんて、
どうみてもこの世には存在しないとは
思いませんか。
たまに歴史上に登場する場合もありま
すが、例えば、ガンジーやキング牧師
みたいな、ほぼそれに近い人もいたり
しますw
現実問題、身近にはいないですよね。
でも、そうはいかなくても、
利己的〈 利他的みたいな感じの人だと
結構な数いたりしますよね。
くまおうが言いたかったのは、
今あげた感じの人の利己的の
イメージになります。
仮に、あなたが限定商品で
100個しかない好きなものを
買うとします。
その時には、早い者勝ちみたいな
輪生態勢で、我先になんとか押さえ
ようとするじゃないですか。
この時の意識って、競争原理が働いた
感じの状態になりますよね。
この状態って、まさしく、
利己的だとは思いませんか。
あくまでも、それが悪いとか
そんなことを言っているのでは
ないので、そこは誤解をしないで
下さい。
このレベルでいえば、利己的にあたる
ことって、多く見当たりますよね。
これは、人間は目的(メリットを
求めて)を持って生きていることを
裏付けるものになります。
例えば、朝の通勤ラッシュの時間帯に
電車に乗車する際には、まず、降りる
人がいなくなってから、乗り始めます
よね。
それはそうですよね。
でも、この中にも、利己的〈 利他的
の関係があると思います。
電車に早く乗りたいという目的がある
ので、降りる人が終わらないのにも
かかわらず、乗り始めてしまえば、
両者がつっかえて、かえって、
早く乗ることができないという目的を
達成することができません。
ようは、早く乗りたいという利己的な
面を持っている一方で、降りる人を
優先させる利他的な面もあるので、
これが、利己的〈 利他的の関係が
成り立つと感じました。
ここで、利己的は、自己中と同義語
だから、そんな言葉の使い方を
しないよとツッコミが入りそう
だけれど、逆に100%利己的
みたいな人も存在しないとは思いま
せんか。
ようは、利己的、利他的の両側面を
持っていて、その割合がどうかという
問題に集約される気がします。
何か目的を達成しようとすれば、
そこには必ず利他的にならないと
自分の目的を達成できなくなることが
付き物だからなのです。
政治家が選挙に当選するために、
あえて、選挙人のために何らかの
良い施しをすることで、選挙人からの
支持率を上げようとするみたいな
感じになるかもw
今日は、タイトルから少し離れて
具体例を挙げて行くうちに、少し
よこしまな感じの例が多くなりまし
たが、それによって、感覚的に
わかりやすくなったのではないで
しょうか。
最後まで話しを聞いていただいて
ありがとうです。
では、またね。
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
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