あなたは、貧困だから今のこの貧困から抜け出せないって思ったりしてはいませんか?
そして、何よりもあなたは、自分は金持ちに産まれて来なかったから今こうして貧困になってしまったのだと、そう思っていませんか?
確かに、あなたは産まれた自分の両親の経済的な環境は選びようがありません。
これを持って、貧困な家庭に産まれた時点で、不公平だと思っていたりもしますでしょうか。
でも、実はこの状態は決して不公平ではないのです!
貧困は不公平ではない!?
貧困は不平等であって、不公平ではない。
生まれながらにして、産まれた環境はまさにあなたが決してコントロールできない先天的なものであるから不平等であることに間違いはありません。
だからと言って、不平等であることが不公平であることにはならないということだけは取り違えてはいけません。
このことは絶対にです!!
少しだけ、公平についてお伝えをしていきます。
ここで、あなたも知っているとは思いますが、かの有名なホーキング博士の言葉を借用させていただきます。
人は、人生が公平でないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。そしてただ自分の置かれた状況の中で最善を尽くせばよい。
ホーキングと同じく天才理論物理学者のアインシュタインは、「神はいつでも公平に機会を与えてくださる」と言いました。
ホーキングは、この言葉を体現するかのような人生であったのではないでしょうか。
宿命のように病気に侵された彼の人生を見ればその意味は歴然でしょう。
最も重要なことは、公平、不公平という話ではないのです。
どんな状況に置かれようとも、「ベストを尽くせ!」というメッセージに尽きます。
体の大きさや外見など、人は千差万別であります。
自分より優れた人や、良い環境で過ごしている人に嫉妬しても何もはじまりません。
今ある状況を素直に受け入れ、前へ進むことが、人生を楽しむ最良の方法になるのだ。
人生は平等でないということを受け入れ、努力したからといっても、当然のことですが、皮肉にもすぐに結果が現れるわけでもありません。
目指す頂が高ければ高いほど、時間がかかる可能性は高い。
もちろん低いとしても、その道が獣道や足を取られるようなでこぼこ道であればあるほど、その分だけ余計に時間はかかる。
だからこそ、結果が出ないからといって簡単に諦めてほしくはないのです。
それはすごくもったいないからです。
諦めてしまえば、そこで終わる。
歩き続ければ、一歩でも目標に近づくことができます。
実際に答えにたどり着くまでには、長い道のりがある。
答えは常に表層に現れているものばかりではない。
いやむしろその方が多いのかもしれません。
深い霧の、その奥に隠れていることも少なくないのだ。
だから、答えを見つけるまでには、迷路に迷い込んだり、道なき道を歩いたりしなければならないことがある。
また答えにたどり着いたと思っても、それはただの通過点だったということもあるでしょう。
本当の答えにたどり着くには、どんなに疲れ切っていても、途中で諦めないことが大切だ。
疲れたら、休息を取ればいい。
苦しければ、誰かに頼ればいい。
しかし、道の途中で諦めてしまうと、その答えには絶対にたどり着かない。
大きな問題であれば、答えを得るにも大きな苦労があるだろう。
目標に向かって歩き続ける時の注意点がある。
自らの行動の価値を最大化するための努力をすべきだ。
これだと思ったら、周りが見えなくなり全力を費やす、猪突猛進型の人は、全力で走る前に、「行動の価値の最大化」ということを考えたほうがいいかもしれません。
ここでの行動の価値とは、目標を掲げ、その目標を遂行するための行動の評価だと解釈する。
あなたの全力が、目標からかけ離れた場所へ向かっているとしたら、その熱量は無駄に終わってしまうだろう。
もちろん、経験という広い意味では無駄ではないが、目標のための行動としては最大限の評価はされない。
だからこそ、暗闇の中でも灯を頼りに目を凝らし、目的地を見つける。
自分の能力が一番発揮できる分野で労力を費やすことが望ましいが、求める目標と能力のベクトルが常に同じなわけではない。
一番大事なことは、目標への最短距離を最高出力で、最高のパフォーマンスを見せるということだ。
言うは易し、行うは難しだが、この努力が最善であることはホーキングも認めている。
目標を達成するには、まず自分の境遇や持って生まれたものに不平不満を言わず、甘受し、そこで努力する。
またすぐに諦めるのではなく、やり続ける。
答えが出るまで、目標を達成するまでは歩み続ける。
苦しければ休めばいい。
好調な時は快走すればいい。
しかし簡単に諦めてはいけない。
さらに注意すべき点は、決して方向性を間違えないことだ。
以上が、ものすごく長々となりましたが、ホーキングの言葉を個人的に要約したものになります。
あなたはこのホーキングの言葉から今あなたに出来ることはたくさんあり、可能性もまたあることに気付いていただけたらいいと思ってものすごく長い要約をお伝えしました。
この続きの話にもかなり関係してくるので、無駄話ではないので、そこはご理解下さい。
貧困であることが故の 利点がある!
貧困であるからこそ、お金のありがたさが人一倍よく分かるという利点があります。
苦労して物を手に入れた時の、あの素晴らしい感動も出来たりもします。
何とかしようと危機的な意識で本気で貧困から抜け出そうと出来る強い動機付けにもなります。
最悪なのは、そこそこ満足している状態です!!
そこそこ満足している状態だと、現状に対して不満がないし、このままでもいいやと思って、本当は貧困であったとしても、決してそこから抜け出そうとも思えなくなってしまうからなのです。
たとえば、あなたは今の現状に対して今よりもよくなればいいなとは思うものの、それをするためには、必死で行動しなければならないのか、ならば、今のままでいいやとなってしまうということになります。
つまり、あなたは今の現状を変えようとするモチベーションが弱い状態になってしまいます。
変化というものは、行動あるのみですが、その行動をするためのエネルギー源となるのが、まさにモチベーションになるので、それが弱いとなると変化なんて望めないとは思いませんか?
これに対して、たとえば、あなたがお金持ちの家庭に産まれたとします。
あなたは欲しいものを言えば、何でも買い与えられてもらえたとします。
果たしてこれで、あなたは満足しますでしょうか?
おそらく、欲しいものを手に入れた喜びやありがたさを感じられる可能性は低いのだ。
貧困なあなたからすれば、それを見て羨ましくも思えるかも知れません。
でも、お金持ちの家庭にはそれはそれで自由な時間や厳しいルールなどといった厄介なものが付きまとうことも儘になりません。
これぞ神の目から見れば、どちらも隣の芝生が青く見えるものにしか過ぎないのです。
あなたは、貧困というお金がないところから出発しているので、お金が無いなりの処世術を身につけています。
なので、現状よりもまずくなることはないので、守るものもなくどんどん新たな挑戦をしていけます。
つまり、あなたは自由に貧困から抜け出す挑戦を好きなだけできることになります。
そして、あなたはその挑戦をしていく過程で、お金が増えることに対して、人一倍感謝したり、喜びを感じたりすることも出来ます。
だからこそ、あなたはその挑戦を続けていくだけのモチベーションをキープしやすいのです。
このことから、貧困であることの利点があると言えます!!
貧困から抜け出すことは 無理って思っても現実は そうではない!!
さきほどの、貧困が不公平だと思っていたとしたら、私は生まれながらにして貧困だから、これは宿命であってどうしようもないことなのだ、と思っているだけに過ぎません。
ここで、宿命と運命との違いについてお伝えをしていきます。
宿命とは、あなたは~の星に産まれたもので、それは後天的に決して変えることのできないものを意味します。
他方、運命とは、あなたは~したいという夢みたいなものに向かって自らが積極的に関わって後天的に変えていくことができるものを意味します。
この両者の違いをものすごく簡単に一言で言うと、後天的に変えられるか変えられないかとの違いになります。
前者の考え方からすると、絶望感を生み出していく方へといきます。
後者の考え方からすると、可能性を思いめぐらしていく方へといきます。
そして、この違いは実際にどうであるかには全く関係なく、あなた自身がそのどちらの解釈をするのか、つまりは、どちらの解釈を選ぶのかによって決まってくるのです。
また、両者のいずれについても、思考していることには違いがありません。
ただ、その思考している方向性が全く違うということなのだ!!
たとえば、あなたが貧困な家庭に産まれたとしましょう。
その状況下に置かれたあなたは、2つの解釈をすることができます。
それは、①貧困な家庭に産まれたから~しようと思っても~できない。
②貧困な家庭に産まれたけれど、今のこの環境下でも何か出来ることがないだろうか?。
あなたは、この①・②のうち、②の解釈が出来る人は、プラス思考だからそう思えるだけで、自分はプラス思考ではないのでそれは無理と思ったのではないでしょうか?
いいえ、②の解釈を出来る人は決してプラス思考である必要はありません。
いや、むしろプラス思考でない人の方が②の解釈をしていい結果を出せる可能性が高いかもしれないのです。
一見するとプラス思考はいいことのようにも思えますが、ただ単に浅はかなノー天気な思考の持ち主に過ぎない場合である可能性があり、その場合であれば、言いはずがありません。
どこまで深く考えられたのか如何によって、結果の出来栄えも格段に違ってくるからです。
話がそれたので元に戻していきます。
仮にあなたがプラス思考でないとします。
そこで、こう考えてみてはいかがでしょうか?
あなたはこれまで貧困といいながらでも、何とか生きてこれたですよね。
だとすれば、あなたはこれからも生きていけます。
そして、ここであなたは思い出して見て欲しいのです。
これまでにあなたが楽しかったことありったけの楽しかった過去の全てを思い出して見て欲しいのです。
もちろん、楽しいことにもピンからキリまでありますが、思い出せるものであればそれは何でも構いません。
あなたが思っているよりは意外にも、結構な数があると思います。
そこで、あなたはこの楽しかったことを味わうのに、貧困であるか否かが関係しましたか?
全く関係なかったですよね。
そうなのです。
あなたに知っていただきたいのです。
貧困であるのか否かによって、それが原因で制約されてしまうものとそうでないものとがあります。
本当は制約されてしまうものではないのに、それが制約されてしまうと思い込んで、そう信じ込んでしまっていることが多いということに。
このことに気が付くことこそが、かなり重要になってきます。
このことに気が付かなければ、いくら貧困から抜け出そうと試みてもあなたの意識が貧困から抜け出すためには、それをやるためのお金が必要だという堂々巡りのそこに留まって上手くはいかないからです。
出発点は、今あるなけなしのお金でも何かやれることがあるというこの発想を持つことにあるのです。
あなたには、たとえばお金がなくても時間があるとか、友達がたくさんいるとか、何かしら人よりも抜きん出た能力があるなど、そういった今あるものを利用して貧困から抜け出すことが出来ないか?を考えていけばいいということになります。
初めのうちは中々上手く思いつかないかもしれません。
それは、当たり前です。
あなたはこれまで貧困から抜け出せないことにばかり焦点を当ててきたのですから、今までにしてこなかった新たな発想を持ってして考えていくことになるので、ごくごく当然そうなります。
でも、地道でかなりしんどいことになるかもしれませんが、とにかく継続して見て下さい。
ここで注意点があります。
あなたが仮に何も思いつかないと焦ったりする気持ちが湧きてくることもあるでしょうが、それはなにも心配はいりません。
今は何も思いつかなくても、あなたの生まれながらに持っている優秀な脳の機能が発揮され、そのうちいつかのタイミングで思いつく日が来ます。
こればかりは、あなたの脳にお任せするだけなので、誰にもその日がいつかは分からないのです。
ただ、あなたは、今の自分の環境下で貧困から抜け出す方法は何かないか?そこに意識を向けたままでいて下さい!!
それだけでいいです。
また、あなたは出来ればインターネットなり読書なりをして、あなたの脳の中の情報をストックしておくことで、より貧困から抜け出す方法が見つかりやすくなります。
見つかる方法の数がたくさん思い付いたり、より早いタイミングで思いついたりと。
つまりは、あなたは貧困から抜け出すために必要なことは既にあなたの中にあることを前提にした発想から、それについての解決方法を探り出すことになるのだ!!
もちろん、この発想をするだけで万全とまではいかなくても、少なくてもこれまでのあなたとは違ったものが見えてくることで、解決方法がかなり見えてくることは間違いありません。
まずは、あなたは貧困から抜け出すスタートをしていきましょう。
スタートをしなければ、何も始まることがありません。
そこが重要なポイントになります。
では、またお会いしましょう!
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
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