今日は、完璧主義者っているとは
思いますが、名実共に伴っている人は
この世には存在しないよって、話しを
していきます。
えっ、私の周りにも、少数ではある
けれども、ある特定の分野において
完璧にこなす完璧主義者はいるよ
って思ったのではないでしょうか。
仮に、本当に完璧であったとしたら、
もうそれについて、普遍的で絶対的な
ものだから、それがこの世では、
至上の価値となります。
でも、そんなことってありえない
のです！
例えば、オリンピックである選手が
世界記録を更新したとします。
その場合には、マスコミでは、完璧な
演技をして、なんと世界新記録を
達成しましたと報道がされます。
しかし、その記録は、いずれまた別の
選手によって、更新されていき、
ずっとこのようなループが繰り返され
ているのが現実です。
ということは、世界新記録でさえ、
完璧なものではなかったということに
他なりません。
では、どうして、完璧ではないものを
完璧だと思ってしまうのでしょうか。
それは、まさしく、願望ではないで
しょうか。
ここでの願望というのは、完璧と宣言
している人が、そうであると思い込む
ことによって、自分はこんなにも完璧
に物事をこなすことができると自信を
つけるためのものにあたります。
あなたの遠い記憶をたどってみて
下さい。
あなたが、幼少期の頃、周りのもの
(公園のブランコや滑り台など)が
大きく見えていたのではないで
しょうか。
それが、中学生や高校生くらいに
なると、それらが小さく見えたという
経験をしたことがあるのではないで
しょうか。
完璧とこの話しがどう関係するのか
というと、完璧って、実際よりも
物事を大きく見ている点で類似して
いるなあということなのです。
ようは、過大評価をすることによって
人工的に生み出された概念だという
ことになります。
あなたは、これからも成長をしていく
素晴らしい存在なので、完璧という
言葉が頭の中によぎったら、そんな
わけはないと思ってみて下さい。
完璧なように見えているだけなんだと。
完璧主義者は、ある意味、自分自身で
作り上げた幻想の完璧に酔いしれて
いるだけの人であります。
どんなにすごい能力をもっている人で
あったとしても、世の中には、
上には上がいて、その上は青天井の
ような状態なので、完璧にはなりえ
ません。
あなたが、完璧にはなりえないのだから
完璧を目指すだけ無駄なんて言っている
のではないので、そこは誤解しないで
下さい。
そうではなくて、あなたは、完璧という
幻想に酔いしれるのではなく、
あなたがどんどん成長し続けるために
いくら今完璧に思えたとしても、
まだこんなものではなく、まだ今
以上にいいものがあるという意識を
もって行動をして欲しいというのが
くまおうが、あなたに一番伝えたかった
ことになります！！
これで完璧主義者は、あくまで自称
であって、現実には存在しない架空の
存在なんだよってことが分かって
いただけたのではないでしょうか。
今日は、話しに熱が入って、具体例を
多めにしたけれど、それがかえって
少し分かりづらくなっているかも
しれません。
とはいっても、くまおうがあなたに
何が言いたいのかについては、
分かっていただけたのではないで
しょうか。
最後まで話しを聞いていただき
ありがとうです。
では、またね。
愛と知恵で溢れる
幸せの向こう側へ
くまおう
コメント